ルート66タオス ニューメキシコ州
とデニスポッパー
デニス・ホッパー最後の望みは映画「イージー・ライダー」撮影の街、ニューメキシコ州タオス イエスナザレノ墓地に埋葬して欲しいとの遺言を残した。
5月29日2010年前立腺がんの合併症ため74歳で、惜しまれつつもその生涯を閉じたデニス・ホッパーさんの葬儀が現地時間の6月2日に執り行われた。
デニスさんは生前彼をスターダムへと押し上げた伝説の映画「イージー・ライダー」を撮影した街である。
ニューメキシコのタオスに埋葬してほしいと家族に遺言を残していた、彼の遺志を尊重し家族はタオスに埋葬することを決意した。
タオスに住む人々によるとデニスさんは2、3か月前に子どもたちと共にこの街を訪れていた。
デニスさんと交流があった住民によると「デニスは、ロングコートと帽子をかぶりまるで英国の紳士のようだったと言う。
しかし、服の上から見てもとても痩せてしまったことが見てとれた」と語り、「この訪問が彼にとってこの街を訪れる最後の機会になるだろうとまわりで見ていた誰もが感じて、
その姿を目に焼き付けようと静かに見守っていた」と悲しいエピソードを教えてくれた。
タオスの知事が、「デニス・ホッパーは映画界へ多大な業績を残し、唯一無二の存在として、人々の心に生き続けるだろう」と街をあげて追悼するコメントを出している」
誰よりも芸術が好きだった、デニス・ホッパー が5月29日2010年に前立腺ガンで亡くなった
葬儀にはジャック・ニコルソンの他にピーター・フォンダやヴァル・キルマーら約200名が参列しました。
ジャックはデニスとの関係についてこう語りました。
「僕と彼は唯一無二の関係だったんだ、ソウルメイトだったと言える。
彼がいなくなって淋しいよ・・・
ヴァル・キルマーは、最後にデニスと話をしたのは飛行機の中で、彼にはいつも笑わされたと語りました。
2回のアカデミー賞候補に挙がり、今年にはハリウッドのウォーク・オブ・フェイムの星を授与したデニス・ホッパーは、ロサンゼルスにある自宅で74年の生涯を終えました。
彼は1996年に「イージー・ライダー」の監督・脚本・主演を務め、ジャック・ニコルソンやピーター・フォンダと共演した「イージー・ライダー」の舞台が、今回の葬儀の場所タオスでした。
この場所での葬儀は彼の望みだった。
40年以上も前に作られた映画の舞台で盟友達により天国に見送られたデニス・ホッパーは、幸せな映画人です。
もう一回、「イージー・ライダー」を観たくなりました。彼の作品は永遠に残ります。