ルート66は アメリカ文化の根であり
アメリカの光と影の象徴
ルート66全集徹底解説アメリカ↓
ルート66は1926年~1985年はイリノイ州シカゴからカリフォルニア州サンタモニカまでを結ぶアメリカの大動脈で8つの州と300以上の町を通過する全長3800kmに及ぶマザーロード(母なる道)と呼ばれている
1960年代のモータリゼーション時代が到来、アメリカ南西部の経済や産業発展の原動力と成った歴史ある道路。
ファーストフードのアメリカ文化であるモーテルやホテル文化が生まれたのもルート66が出来た事によりるもので、アメリカ文化と深く関わりのある道路です。
ルート66を舞台とした作品
このルート66は、数多くの映画や小説、音楽、CM、PVの中に登場し、アメリカの人々にとても愛された道路・・・
小説「怒りの葡萄」映画「イジーライダー」ジャズの「Get Your Kicks On Route 66」に描写されているように、アメリカ人に自由を与え、希望に満ちた道であると同時に光と影の象徴です。
又映画「カーズ」のロケ地世界的に知られています。ルート66は、アメリカ文化の根っこなのです。
1960年~64年までアメリカのCBSで放送された「Route 66」は世界中で大ヒットし、日本では、1961年からNHKとフジテレビで放送され日本に広く知られた。
イエール大学に通うトッド・スタイルスとバズ・マードックは、スリルと冒険を求めルート66に旅立ち、貧乏旅行の道中に事件に巻き込まれたり、人助けや恋をしながらルート66を直走る。若者達の人間模様が描かれているロードムービーです。
ドラマの主題歌は有名歌手であるナット・キング・コール、ローリング・ストーンズらが演奏し、今なおファンの人気は根強いです。
ルート66の衰退と保存活動
1985年に、高速運転可能でかつ大量輸送のできる州間高速道路に取って代わられ廃線となり、地図上の大部分からその名を消しました。
しかし、根強いファンたちによって次々と「ルート66」の跡が次々と発見され、昔のままの建物復旧作業を行うなどの保護活動が続いています。
Historic Route 66は、国指定景観街道に指定されています。
音楽
ゲット・ユア・キックス・オン・ルート66、ルート66のテーマソング、キャデラック・ランチ、テイク・イット・イージー、ボーン・ トゥ・ビ・ワイルド、コーリング・ユーなどに登場し、アメリカのポップ・カルチャー。
2006年ディズニー社の映画『カーズ』はルートが舞台です。